圧着ペンチ(圧着工具)でのギボシ端子取り付け

| トラックバック(0)

今回は、ギボシ端子を取り付ける際に必要な圧着ペンチ(圧着工具)の使い方についてのお話を!

カーナビやカーオーディオを自分でお付けになったことがある方は、下記写真の工具をお使いになったと思います。

圧着ペンチ(圧着工具)の使い方 1

この工具は、圧着ペンチや圧着工具といいます。このペンチ1本で電線の切断や、電線の皮剥ぎ、各種端子の圧着接続、ネジ切りまでできる便利な工具?です。

しかし、管理人は端子の圧着にしか使いません。どうも、電線はよく切れないみたいでペンチやニッパーを使用したほうが早いです。

では、ギボシ端子の圧着の仕方です。

圧着ペンチ(圧着工具)の使い方 2

圧着ペンチ(圧着工具)のストリッパーを使用して電線の絶縁皮膜を剥ぎ取ります。

写真に写っている電線の大きさは1.25mm2なのですが、対応するストリッパーがありませんので1.25mm2より大きい1.5mm2のストリッパーで電線の絶縁皮膜を剥ぎます。

圧着ペンチ(圧着工具)の使い方 3

電線の心線(素線)を傷つけないように、圧着ペンチのストリッパーの中央で電線をはさみます。電線の先端はストリッパー部より4〜5mm程度出しておいて下さい。圧着ペンチの柄を握り、電線をちょっと強く引っ張ると絶縁皮膜が剥げます。

絶縁皮膜が剥げない場合は、一旦、圧着ペンチの柄を握った手を緩めてストリッパー部にある電線を90°回転させ、もう一度同じように圧着ペンチの柄を握って下さい。こうすると電線の絶縁被膜は楽に剥げるはずです。

絶縁皮膜の皮剥ぎに失敗して素線切れを起こした場合には、面倒でも最初からやり直してください。電流は電線の断面積が小さくなれば流れにくくなる、言い換えれば抵抗値が増えますから、素線が切れた細い電線に許容電流の電流を流した場合、過熱したり発火することになります。

圧着ペンチ(圧着工具)の使い方 4

電線の絶縁皮膜が剥げたら先に絶縁チューブを挿入しておきます。ギボシ端子を取り付けてからでは絶縁チューブを挿入することは出来ません!(後入れの絶縁チューブも販売されています。)

管理人もよく絶縁チューブを入れ忘れてギボシ端子の付け直しをします!
圧着ペンチ(圧着工具)の使い方 5

絶縁チューブを挿入したら、ギボシ端子を取り付けます。

原則として、絶縁チューブで導体部が絶縁されるギボシ端子のメス側を電源側(バッテリー側)に、オス側を負荷側(アース側)に使用するようにして下さい。

オス側の端子を電源側にしていて、もし運転中などに端子の接続部がはずれた場合は大変危険です。絶縁チューブで保護されていない電源側の端子が、車の導体部(アース部)と接触し(ショート)、主要な機器を保護しているヒューズが溶断したら、

急にハンドルが重くなった
ブレーキが利きにくくなった
急にエンジンが停止した...


などパニックに陥るようなトラブルになるかもしれません。

ですから、絶縁チューブで保護されたメス側のギボシ端子を電源側に使用して下さい。

では、ギボシ端子を圧着して見ます。まず、ギボシ端子を上記写真のように圧着ペンチのダイス部分で軽く挟んでください。

圧着ペンチ(圧着工具)の使い方 6

圧着ペンチの柄を強く握り、ギボシ端子と電線の導体部分をしっかりと圧着して下さい。

圧着ペンチ(圧着工具)の使い方 7

圧着が不十分ですと、ギボシ端子から電線が抜けやすくなります。

しっかりと圧着できましたか?

圧着ペンチ(圧着工具)の使い方 8

今度は同じように、電線の絶縁皮膜とギボシ端子を圧着します。

圧着ペンチ(圧着工具)の使い方 9

写真のよう圧着接続できましたか?

圧着ペンチ(圧着工具)の使い方 10

圧着が完了したら先に挿入しておいた絶縁チューブを端子にかぶせます。

圧着ペンチ(圧着工具)の使い方 11

ギボシ端子のオス側も同じように圧着接続します。

圧着ペンチ(圧着工具)の使い方 12

ギボシ端子同士の接続です。
抜けないようにしっかりと差し込んでください。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 圧着ペンチ(圧着工具)でのギボシ端子取り付け

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://ken-kaku.com/mtos/mt-tb.cgi/82