不正に作成した合鍵などでエンジンを始動できないようにセルモーターへの電源供給を防止するのがスターターキルリレーです。
スターターキルリレーを取り付けているとVIPERセキュリティー装置が作動している限りセルモーターを始動することが出来ません。VIPERセキュリティーをリモコンで解除しなければセルスターターを回す事が出来ませんので、不正に作成した合鍵を使ってのクルマの盗難には威力を発揮しますが、スターターキルリレーの接点部を短絡させればセルモーターを始動することが可能ですので単なる時間稼ぎでしかありません。
管理人が購入したVIPERセキュリティー装置にはスターターキルリレーが装備されていたのですが、ターボタイマーとの共存化をしたため問題が発生!原因は、本来はイグニッション電源を接続すべきところに、アクセサリ電源を接続したことによるものだったのです。(下記の図を参照)
ご存知だとは思いますが、キースイッチを捻ってセルモーターを回してもイグニッション電源には電源が供給されますが、アクセサリ電源は負荷軽減のためセルモーターを回している間は電源が遮断されてしまいます。
正しい接続方法ですと、VIPERセキュリティー装置がオンの状態でキースイッチを捻ってセルモーターを回しても、イグニッション電源が遮断されることがないので直結されたスターターキルリレーが動作してセルモーターを回す事が出来ません。
ところが、イグニッション電源の代わりにアクセサリ電源を使用したため、キースイッチを捻ってセルモーターを回すとアクセサリ電源が遮断されスターターキルリレーが動作できなくなってしまうのです。
そこで、イグニッション電源と並列に接続されたスターターキルリレーの配線を分離して以下の図のように改造。
ターボタイマーが効いている間はセキュリティー装置をオンにすると(キーレスエントリーでドアをロックする)スターターキルリレーのコイルが常に励磁されるという欠点はありますが、スターターキルリレーの動作不具合は改善されたのです。
(次回に続く)

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