ターボタイマーとは、クルマのキーを抜いた後でも一定時間エンジンをストップさせないための装置です。ターボタイマーはターボ車に装着する装置で、過給器のタービンを冷却する目的で取り付けられます。
一般道を普通に走る場合はそれほどでもないのですが、高速走行時にはタービンが毎分数万回転以上の速さで回り、タービンの温度も1000℃程度まで達するといわれています。もしこの状態でエンジンを切ると、タービン主軸の軸受への潤滑オイル(エンジンオイル)の供給が止まってしまいます。
軸受への潤滑オイルの供給はエンジンの動力に頼ってますし、潤滑オイルは軸受ベアリングの潤滑のほかに、冷却、洗浄という重要な役割を果たしています。
ですから高速走行直後にエンジンを止めてしまいますと、潤滑オイルの供給がストップしてしまい、タービン主軸に傷が付いたり、軸受ベアリングが焼きついたりしてしまうのです。
現在のターボ車はターボタイマーを必要としない構造となっており、走行後すぐにエンジンを切っても何の問題もないといわれています。
ところが、ディーゼルターボエンジンを搭載するハイラックスサーフ185型前期は、高速走行直後や登坂走行直後はエンジン停止前にアイドリングを行ってターボ装置を冷却しなければなりません。
(それ以外の型式のサーフは、取説がないので不明)
ハイラックスサーフの取扱説明書を見てみると、
高速走行・登坂走行直後はエンジンを止めないで必ずアイドリング運転を行ってください!
と書かれています。
| 運転の状態 | アイドリング時間 |
| 市街地・郊外などの一般走行 | 必要なし |
| 時速80kmでの高速走行 | 約20秒 |
| 時速100kmでの高速走行 | 約1分 |
| 急な登坂走行、レース場などで 時速100km以上の連続走行 | 約2分 |
最近のターボタイマーですと、内蔵されたCPUが最適なアイドリング運転時間を自動で設定してくれます。
取り付けも簡単で、基本的にはキースイッチのコネクタにハーネスを割り込ませて、あとはアースをとって、サイドブレーキ用の配線に割り込ませるだけです。
カーナビやオーディオをご自分で取り付けたことのある方なら簡単にできるのではないでしょうか?
サイドブレーキ用の配線に割り込ませるのは安全上のためで、サイドブレーキを解除するとエンジンがストップする仕組みになっています。

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