今度はハイラックスサーフ185型前期ディーゼルのMT車のトランスファーオイル交換です。
トランスファーはエンジンからの動力を前輪及び後輪にする分配する動力分配装置で、ギアの噛み合わせとギア比の変更でさまざまな動力特性を得ることができます。
もしトランスファーのオイルの性能が劣化したまま使用を続ければ、二輪駆動と四輪駆動の相互切替えができないばかりか、最悪はギアが焼きついてハイラックスサーフが走行不能になるおそれがあります。
二輪駆動ではトランスファーの一部の機構を動かして後輪に動力を伝えていますが、オフロード走行などで四輪駆動にすると、トランスファーの機構をフルに使って動力を伝達します。トランスファーのオイルは潤滑のほかに、金属カスなどの洗浄といった大切な役目を負っています。当然、トランスファーを酷使すればオイルの性能も劣化し、金属カスなどで汚れが発生します。
管理人もこの最近、オフロード走行でトランスファーの機能をフルに活用しています。今のところトランスファーの動作に問題ないのですが、ただ心配なのがいつトランスファーのオイル交換を実施したかということです。そこでミションオイルの交換ついでにハイラックスサーフのトランスファーのオイル交換を実施してみました。
トランスファーはハイラックスサーフのほぼ中央部分にあり、トランスミッションの後部、燃料タンクの前部に位置しています。
トランスファーからは前輪へ動力を伝達するフロント・プロペラシャフト、後輪へ動力を伝達するリア・プロペラシャフトが出ているのですぐに分かると思います。
トランスファーの注油口とドレーンはプロペラシャフトに対して垂直方向に位置しています。ドレーンはアンダーカバーのちょっと上にあり、オイルの注油口はドレーンよりさらに上の運転席側寄りにあります。
ミッションのオイル交換と同様に、注油口&ドレーン周辺をウエスで拭き、まずは注油プラグを開きます。それからドレーンプラグを外してトランスファーのオイルを抜きます。
トランスファーのオイルもミッションオイルと同程度の劣化状況で、若干黒く変色しています。
オイルが抜けたらとも洗いを行い、ドレーンボルトを取り付け後、ミッションオイルのときと同手順でギアオイルを補給します。
1200ccほど給油するとトランスファーの注油口からギアオイルが溢れてきますので、注油ボルトを取り付けてオイル交換は終了です。

