四駆用語集: 2009年3月アーカイブ

しばらく林道ネタが続いたので、今回はこの最近管理人が知ったハイリフト規制についてのお勉強タイムです。

管理人の私が子供の頃、車高が3m以上あるランクルやハイラックスサーフがゴロゴロ走っていました。タイヤの上に車体が浮いていて、よくあれでタイヤに動力が伝わるものだと不思議に思っていたものです。

通常より車高を上げたチューニングカー、いわゆるハイリフト車は重心も高くて視界も不良なわけで、オフロードを走れるような四駆ではありません。現在では視界に関する保安基準(ハイリフト規制)が強化されたため、車検時にクリアしなければならない項目も多く、公道を走ること自体が難しいのが現状です。(視界に関する保安基準の強化により、昔走っていたような超ハイリフト車は車検すら通らないそうです。)

ハイリフト車が規制されるようになったのは、直前直後にいる子供や自転車、バイク等が巻き込まれる事故が多発したためです。そのため乗用車等の運転者の視界基準が導入され、直接視界基準である前方視界基準と間接視界基準である直前側方視界基準が制定されました。

乗用車等の運転者の視界基準の概要について

  • 前方視界基準
  • 「自動車の前方2mにある高さ1m、直径0.3mの円柱(6歳児を模したもの)を鏡等を用いず直接視認できること」

  • 前側方視界基準
  • 自動車の前面及び左側面(左ハンドル車にあっては右側面)に接する高さ1m、直径0.3mの円柱(6歳児を模したもの)を直接に又は鏡、画像等により間接に視認できること

ハイリフト規制の概要

普通自動車乗用車等の運転者の視界基準がクリアできても今度は自動車の保安基準、つまり車検にパスしなければなりません。以下にリフトアップ時に関係すると思われる保安基準について簡単に記載しておきます。

  • ヘッドライト
  • すれ違い用前照灯(ロービーム)は照明部の上縁の高さが地上120cm以下、下縁の高さが地上50cm以上、照明部の最外縁が自動車の最外側から40cm以内となるように取り付けること。

  • フロント・フォグランプ
  • 前部霧灯(フロント・フォグランプ)は照明部の上縁の高さが地上80cm以下で、かつ、すれ違い用前照灯(ロービーム)よりも低くなるように取り付けること

  • ブレーキランプ
  • 制動灯(ブレーキランプ)は照明部の上縁の高さが地上210cm以下、下縁の高さが地上35cm以上となるように取り付けること

  • スピードメーター
  • タイヤの径を変更した場合はスピードメーターに誤差が生じるので注意

ハイリフト規制により昔走っていたような超ハイリフト車は姿を消してしまいましたが、イベント等では今でも見かけることができるそうです。でも公道を走れるかどうかは不明です。