オイルエレメント交換

ハイラックスサーフのオイルエレメントを取り外しましたので、次は新品のオイルエレメントを取り付けます。

オイルエレメントの取り外し

オイルエレメントの取り付け前に、取り付け面(上記写真の矢印を参照)をきれいにウエスで清掃します。この取り付け面の清掃は大事で、この部分が汚れていたり異物が付着しているとオイル漏れの原因となります。

取り付け面とオイルエレメントのOリング(パッキン、ガスケットとも呼ぶ。下記写真の矢印を参照)がピッタリと密着してオイル漏れを防いでいます。もしこの部分に異物が付着しているとどうなるか想像できますよね!
オイルエレメントのOリング

次に、オイルエレメントのOリングにエンジンオイルを薄く塗ります。これはオイルエレメントのOリングと取り付け面との密着性を高める同時に、新しいオイルエレメント取り付けの際に摺り合わせ面でOリングがよじれないよう摩擦力を減らすという役割があります。

ハイラックスサーフにオイルエレメント取り付け

オイルエレメントを手でゆっくりと時計方向に回転させながらハイラックスサーフに取り付けます。オイルエレメントのOリングが取り付け面に接触して抵抗を感じ始めたらカップ型レンチを用いて締め付けます。

オイルエレメントの締め付け その1

オイルエレメントの締め付けトルクは決まっていますので、カップ型レンチで緩まない程度に締めたら良いというわけではありません。締め付けトルクはオイルエレメントの側面やパッケージに記載されていますのでよく確認してください。普通はOリングが取り付け面に当たってからさらに3/4回転専用工具で締め付けると記載されているはずです。マジックなどで印を付けておくと回転数がよくわかりますよ!

オイルエレメントの締め付け その2

カップ型レンチを用いてオイルエレメントを規定の3/4回転締め付けます。3/4回転を超えて締め付けると、次回の交換時に固くて外れないということになりますので締め付けトルクは厳守してください。

それからエアフィルター・ケースを取り外した順番とは逆に取り付けていきます。これでハイラックスサーフのオイルエレメント交換作業は終了です。

次はディーゼルエンジンに新しいエンジンオイルを注入します。エンジンオイルは6.5~6.7リットル程度入るはずです。(エンジンオイルの交換作業についてはこちらを参考にしてください。)

それからハイラックスサーフのエンジンを1、2分程度運転します。(オイルエレメント周辺からのオイル漏れがないか良く確認してください。)エンジンオイルが新しく取り付けたオイルエレメント内を循環&浸透してエンジン内のオイル量が減少しますので、その分だけのオイル量を補給します。補給するオイル量は0.5~0.7リットル程度です。

今度はエンジンをかけてしばらく放置(3分以上)して、エンジンを止めて下さい。エンジンを止めてから5分後、もう一度オイル量を確認してください。不足していればオイルを補給して下さい。これで全ての作業は終了です。

ハイラックスサーフ 185前期型ディーゼルエンジンのオイル及びオイルエレメント交換時には、エンジンオイルが約7.2リットル必要です。

1年または1万キロ走行毎のどちらか短い方のスパンで交換が進められているのがハイラックスサーフのオイルエレメントです。オイルエレメントはエンジンの不純物を浄化するフィルターで、定期交換が必要な消耗品です。

一般的にオイル交換とオイルエレメントの同時交換が推奨されていますが、これはエンジン内のオイル液位とオイルエレメントの取り付け位置が大きく関係しています。オイル液位よりオイルエレメントが高い位場にある場合には問題ないのですが、大抵のエンジンはオイル液位より低い位置にオイルエレメントがあるため、オイルを抜いてからでないとオイルエレメントは交換できないようになっています。もしオイル液位より低い位置にオイルエレメントがある場合に、オイルエレメントだけを先に外すと、そこからオイルがあふれるということは容易に想像できると思います。ですからオイルエレメントはオイル交換の際に同時交換するのがベストなのです。

オイルエレメントの位置 その1

それではハイラックスサーフのオイルエレメント交換を実際に行っています。ちなみにハイラックスサーフ185型前期ディーゼル(KZN-185W)のオイルエレメントは、ボンネットを開けて右側のエアフィルター下にあります。

オイルエレメントの位置 その2

オイルエレメントを外すにはエアフィルター・ケース自体の取り外しが必要です。エアフィルターはボルト3本で止められてます。(手前のボルト2本は取り外しができますのでエンジンルーム内に落とさないように!奥のは失くさないようにエアフィルター・ケースと一体化してます。)

オイルエレメントの外し方

そしていよいよオイルエレメントの脱着です。オイルエレメントの取り付け部が下向きについてる関係上、オイルエレメントを外すと中に残っていたオイルがエンジンルーム内にこぼれます。こぼれてもいいようにウエスを敷いて、カップ型レンチをオイルエレメントにセットして反時計方向に回します。

オイルエレメントを外すと同時に「オイルエレメントの取り付け面をすぐに上に向ける」、こうすることによりオイルエレメントから漏れ出すオイル量も最小限に抑えることができ、ハイラックスサーフのエンジンルーム内およびエンジンルーム下の床を汚さなくてすみます。

オイルエレメントの新品と旧品

ハイラックスサーフのオイルエレメントの純正番号はこちらを参照してください。ホームセンターなどでは純正品ではない相当品が置かれていることもありますが、代用は充分可能です。ですが自己責任でオイルエレメントの相当品をご使用ください。

オイルエレメントが固くて外れないときには汎用レンチを使用すると良いでしょう。エンジンルーム内は狭くて汎用レンチを使用できるだけの充分にスペースはありませんが、何とか汎用レンチを少しずつ回すだけの空間は確保できます。(今回、管理人は汎用レンチを使用しました。前回、固くてオイルエレメントがカップ型レンチでは外れなかったためです。)それでも駄目なら最後はタガネでエレメントに穴を開けてドライバーを突っ込んで回すしかないですね!

(次回に続く)