バッテリー液補充

バッテリー液の比重は大丈夫でしたか?

次は、バッテリー液の補充をしてましょう!

バッテリー液は硫酸を蒸留水で薄めたものなので、充電中に硫酸水溶液中の水分が酸素と水素に分解されて大気中に放出されてしまい、バッテリー液が減少してしまいます。

バッテリー液が減少したままにしておくと、バッテリーの性能が低下するばかりか、寿命も縮めてしまいますので定期的に減少した水分の補充をしなければなりません。

水分の補充には純水(蒸留水)を使用します。ホームセンターや、カーショップなどで専用の補充水が数百円程度で売られていますので、それを使用して下さい。(水道水には塩素分や鉄分が含まれていますので、使用しないで下さい。)

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下記写真が、補充水を補充する前のセル上部を撮影したものです。

バッテリー液が減っているのがわかりますか?

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このままにしておくと、バッテリーの寿命を縮めてしまいますので、補充水を補充してみましょう。補充水の補充には、比重を測定した際に使用したスポイト(比重計)用いると、楽かもしれません。

バッテリー液を入れすぎると、運転中にガス抜き穴などから希硫酸が噴出すことがありますので、入れすぎには注意して下さい。

補充水は、

下限ラインと上限ラインまでの範囲に納まるように

補充すること!

バッテリーの外側から、液量が見えにくい場合は、バッテリー外箱に懐中電灯の光を当てて下さい。懐中電灯の光が、バッテリ−内部を透過して、見えやすくなる場合があります。
それでも見えない場合は、液栓をはずした穴からセル内部を覗いて、液量を確認して下さい。セル入口の円筒の下部がバッテリー液と接触するまで、補充水を補給すると、ちょうど、下限ラインと上限ラインの中間ぐらいになります。
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補充後、液栓は確実に締めて下さい!

バッテリー液は、希硫酸ですので、くれぐれも取り扱いは慎重に!

※補充水を補給したにもかかわらず、すぐに、バッテリー液が減少する場合には、バッテリーの寿命ですので、交換が必要となります。

(メンテ編 バッテリー液の補充 終わり)

バッテリーの充電状態を調べるには、比重計を使用してバッテリー液の比重を計ります。
(比重計はホームセンターなどで購入できます。600円程度)

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バッテリー液の比重を測定するためには、まず、スポイトでバッテリー液を吸い上げて下さい。次に液中に浮沈する浮き子(比重計)の目盛りを読み取って下さい。

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浮き子の目盛りが緑のゾーンにあれば、バッテリーは十分に充電されています。目盛りが黄色赤のゾーンにあれば充電不足ですので、充電器を使ったり、車を1時間程度走らせて充電を行って下さい。

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それでも、比重が増えない場合にはバッテリーの寿命ですので、新しいバッテリーと交換して下さい。

それでは、バッテリーの液栓を開けて下さい。

バッテリーの液栓は、

コイン

で簡単に開けれます。

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コインや液栓をエンジンルーム内に落とさない

ように十分に注意して下さい。

また、液栓には、希硫酸が付着していますので、直接手で触れたり、車体などの金属部分に接触させないよう取り扱いには十分に注意して下さい。

もし、希硫酸が目や皮膚に付着した場合には、直ちに大量の水で洗い流し、目に入った場合には直ちに医師の治療を受けて下さい。
車体などの金属部分に付着した場合には、腐食しますのでウエス等できれいに拭き取って下さい。

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危険防止のため、バッテリー液の補充をする際には、

保護眼鏡とゴム手袋

の使用をオススメします。

それでは、バッテリーのメンテナンスをして見ましょう。

それでは、バッテリーの液栓を開けて下さい。

メンテ バッテリー液補充 2

ではなくてバッテリーの液栓を開ける前には、バッテリーをウェスできれい拭いて下さい。

バッテリーをウエスで拭く目的は2つあります。

1つめは、バッテリーの液栓を開けた際に、ゴミや埃などの不純物がセル内部に入り込むのを防止するため、

2つめは、バッテリーの放電を防止するためです。バッテリーに湿潤した埃や塵が付着していると、プラス端子からバッテリー表面を通りマイナス端子へと微弱電流が流れ、バッテリーが放電しやすくなります。

バッテリーの液栓を開ける前には上面をウエスで拭くことを忘れないように!

自動車は、いくら燃料が満タンでも、セルモーターを回す事ができなければ、エンジンを始動することができません。

その、セルモーターを回す源(みなもと)となるのが、

バッテリー(鉛蓄電池)

です。

ディーゼル車は圧縮比が高く、エンジンを回すにも、大きな容量のバッテリーが必要となりますので、バッテリーあがりにより、ブースターケーブルを使用してエンジンを始動してもらう場合には、

同クラス程度以上のバッテリーを持つ救援車

が必要となります。

小容量のバッテリーを搭載する軽自動車や小型乗用車から救援してもらうのはNG!相手方のバッテリーを痛める可能性があります。

バッテリ−は容量が大きくなればなるほど高価となりますので、バッテリーの寿命を延ばすためには定期的なメンテナンスが大事となります。

メンテ バッテリー液補充 1

ちなみに管理人のサーフは寒冷地仕様なので、バッテリーが2個搭載されています。バッテリーが2個なので交換の際のコストは倍になります。

バッテリーが2個搭載されている場合は、2個同時に交換して下さい。どちらか、一方のバッテリーのみ交換した場合は、新しいほうのバッテリーに負担がかかり寿命を縮めてしまいます。倍の出費で大変ですが、車のことを考えるなら2個同時に交換して下さい。