フルモデルテェンジして新型が登場するとかという噂もあったハイラックスサーフですが、国内においては昨年度で生産中止となりました。現在は米国トヨタ販売でのみの取り扱いとなり、米国では「4ランナー」(4Runner)という名称で販売されています。日本国内では4代目ハイラックサーフである215型が最終モデルとなりますが、4ランナーは5代目としてフルモデルチェンジされ乗用車と同等の快適性と悪路走破性を手に入れたようです。

新型「4ランナー」のグレードは3種類用意されておりSR5、オフロード重視のトレイル、そして最上級のリミテッドで構成されています。それぞれのグレードには2WD(FR)と4WDが用意されており、エンジンは2.7リットル「2TR-FE型」と4.0リットル「1GR-FE型」の2種類です。

ボディサイズは全長4823×全幅1925×全高1816mmで、四代目215型より18mm長く、15mmワイド、20mm背が高く、また三代目ハイラックスサーフ185型前期より168mm長く、125mmワイド、そして51mm背が高くなっています。また、従来は定員5人乗車のハイラックスサーフでしたが、4ランナーはオプションの3列目シートが取り付け可能とのこと。

新機能として、オフロード重視のモデル「トレイル」にはクロールコントロールと呼ばれるエンジンとブレーキを自動制御して低速を維持する機能と、マルチテレインセレクトと呼ばれる砂地やぬかるみにおいてトラクションコントロールの制御を変化させて駆動力とブレーキを最適制御する機能が装備されているとのことです。

米国で昨年 発売開始された「4ランナー」、残念ながら5代目ハイラックスサーフとしての国内投入はありませんが是非とも復活して欲しいものです。


グレード 排気量 駆動方式 価格
SR5 2.7L 2WD $27,500(約257万円)
4.0L $29,175(約273万円)
4WD $30,915(約289万円)
トレイル $35,700(約334万円)
リミテッド 2WD $37,765(約353万円)
4WD $39,800(約372万円)

型式 排気量 トランス
ミッション
最大
出力
最大
トルク
燃費
2TR-FE 2.7L 4AT 157ps 24.6kgm 7.7km/L
1GR-FE 4.0L 5AT 270ps 38.4kgm 7.2km/L

七々木林道の最初の部分は大変な荒れようでしたが、中盤に差し掛かるころにはかなり快適に走行できるようになりました。ハイラックスサーフに傷がつかないかとビクビク、ヒヤヒヤしていたのが正直な心情です。荒れているといっても路面ではなくて、路肩に生えている雑草です。

七々木林道中盤の簡易舗装

七々木林道をスタートしておよそ15分、簡易舗装の登場です。ここで未舗装路は終わりかと思っていたのですが、まだまだダートは続きます。

(ひとこと)これからはアスファルトの道路を舗装路、コンクリート(セメント)で作られた道路を簡易舗装と記述します。今まではあいまいな表現をしていましたが、今後は舗装路と簡易舗装に統一します。

杉林の中を走るハイラックスサーフ

簡易舗装を過ぎると林道は杉林の中を走るルートへと変わります。路面もフラットで、林道の最初と比較しても幅員はかなり広く感じます。

このあたりでハイラックスサーフを降りて、写真を撮りついでに ちゃっかりボディの傷をチェックしていたりします。ある程度の傷は覚悟していたのですが、全く大丈夫でした。

林道の終盤付近

林道の前半をむりやり突き進んだのでハイラックスサーフのワイパーには葉っぱが挟まっています。

前半は嵐の中を進みましたが、後半は何事もなかったかのように穏やかな路面が続きます。

舗装路に到達

林道に突入して20分、舗装路に到達です。ここでダートは終了のようです。三叉路になっていますが、真っ直ぐに進むとゴール地点です。

終点に到達したハイラックスサーフ

ここが七々木林道の終点です。正確には終点側からスタートしたので、ここが起点となります。傍にある林道の案内看板には幅員4m、延長1.9kmと記載されています。

七々木林道の案内看板

帰りは新居浜別子山線(県道47号)を経由して新居浜市に抜けましたが、対向車が多くてすれ違いに一苦労でした。ちょうど別子銅山跡地が観光スポットとしてテレビで紹介されたこともあり、通行量が比較的多かったですからね!
(七々木林道編 終わり)

前回は高野線のお話でしたが、今回からは愛媛県四国中央市の林道「七々木林道」の走行記です。七々木林道は法皇線(法皇スカイライン)T字路もしくは県道126号線の三叉路からアクセスでき、およそ3.5kmの未舗装路が続く林道です。

法皇線側からの七々木林道 入り口

観音谷線の終点(倒木を通過した先、前ページ参照)から法皇線をハイラックスサーフで東側に進むこと数百メートル、右手に七々木林道の入り口がみえます。

七々木林道の入り口付近

七々木林道の最初の部分は幅員こそ狭いですが、比較的除草されているので走りやすいです。

七々木林道・法皇線と鋸山登山口の案内看板

七々木方面・林道法皇線と「鋸山(のこぎりやま)登山口の案内看板です。林道を真っ直ぐに進むと「七々木」へ、つまり林道の名前ともなっている地域へ抜けます。また標高1017mの鋸山は林道の西側方面に位置し、法皇山脈の一角をなしています。

荒れはじめた林道の序盤

七々木林道にハイラックスサーフで入って3分後、かなり幅員が狭くなってきました。実質的には幅員は変わらないのですが、路肩の雑草が伸び放題なためかなり窮屈に感じます。すぐに抜けられると考えてどんどん前進したのですが、奥に進めば進むほどひどくなる始末で、引き返そうにも方向転換できる場所なんてありもしません。

七々木林道を走るハイラックスサーフ

ハイラックスサーフのフロント部分で左右の草を掻き分けながら進むことおよそ5分、先程の未除草地帯を抜けることができました。(管理人の経験談から七々木林道は雑草の少ない時期、初春もしくは晩秋の頃に走ることをおすすめします。)

林道の中盤付近

林道の中盤付近は丈の短い雑草が地面いっぱいに生えています。茶色の路面が全くみえないため、「本当にこの道で合っているのか?途中でルートを間違えたのではないか?」という不安な気持ちになりますが、このルートは間違いなく七々木林道です。(次回に続く)

2009年の8月某日、管理人は走り残した高知県の林道「奥白髪林道」を目指してハイラックスサーフを走行させていたのですが、国道319号線に入った直後、電光掲示板のメッセージによりその計画は中止となったのです。

今回は2007年秋に走行できなかった奥白髪林道を走破しようと県道126号線(上猿田三島線)経由で目的地に向かっていたのですが、県道126号線手前の国道319号線に入ってすぐのところの電光掲示板に「県道126号線の高知県側通行止め」とのメッセージが。大雨が続いたいたことにより道路が崩落でもしたのでしょうか?

わざわざ愛媛県四国中央市まで来てこのまま今来た道を引き返すのもなんだし、別子ルート(県道6号線)で帰ろうかなと考えていると、前回入り口がわからずに走行できなかった七々木林道のことを思い出し林道走行を検討!
七々木林道は距離的には長くなかったので、他の周辺の林道を足して 林道法皇線、高野線、観音谷線、七々木林道とルートを決定し、法皇林道(翠波高原)の入口をカーナビで探そうと操作していると...

背後に何か気配を感じてバックミラーを見るとピタリとパトカーがはりついていました。広い路側帯にてハイラックスサーフを停車させてパトカーを先に行かす。そして法皇トンネルを抜けた先に法皇林道へのアクセス路があることをカーナビで確認し、いざ出発!

観音谷線の終点付近 その1

翠波峰の看板を頼りに翠波高原を上っていくが、なんと狭くて急カーブの多い道か!低速運転でターボがなかなか効かず、ハイラックスサーフでのろのろと目印の展望台を目指す。一度来たことがあるので、展望台までくればあとは当時の記憶を思い出して観音谷線の終点へと。

観音谷線の終点付近 その2

観音谷線の終点にある三叉路を左折し、林道高野線に向かいます。実はここまで来なくても、手前にある舗装された林道法皇線から高野線に行けるのですが、ここはご愛嬌ということで。

ただこの先にあった倒木がどうなっているか知りたくて少しばかり遠回りしたわけです。どうなっていたかというと、2年前と同じ位置にほぼそのままの状態で放置されたまま。若干先端が切られているらしく、今回は楽に通過することができました。

 高野線「豊受山 登山口」付近にてハイラックスサーフ撮影

先ほどの倒木を通過すると、すぐに舗装路が登場。この舗装路は林道法皇線の西側の部分に相当します。法皇線をさらに進むとダート路となり、「豊受山 登山口」へと到達します。道中は落石も多かったし、前回よりも舗装化が進んでいました。

工事関係者以外立ち入り禁止の看板

豊受山 登山口から高野線を下る坂は通行止めです。工事関係者以外立ち入り禁止だそうです。

高野線の急な下り坂

反対側も同様に通行止めの看板が見えますが、工事関係車両や機材は見当りません。でも2年前の写真と比較してみると、かなり幅員が広がっているように感じます。工事は終了したのでしょうか?

前回 この坂を下りるのにかなりの勇気がいりました。見た目よりもかなり急で左側がありませんから、ビクビクしながら下っていたことを今でも鮮明に覚えています。林道高野線は通行止めなので走行をあきらめて七々木林道へと向かいます。

道標「林道法皇線」

帰り道で見かけた県営林道開発事業「林道法皇線」の道標です。ちなみにどこまでが林道法皇線なのか管理人は知りません。

正直申しますと、先ほどの林道が高野線かどうかは不明です。前回の走行後にインターネットで調べた結果、林道出口である四国中央市 豊岡団地から北側に伸びる林道について紹介されたホームページに高野線という記載があったため、当ブログでは高野線としています。

舗装化された林道

2年前と同じ場所にハイラックスサーフを止めて小休憩。当時、この辺の林道は舗装されていなかったはずです。

天気がよければこの場所から燧灘が見下ろせたりします。

七々木林道の入り口付近

法皇線の路肩には紫陽花(あじさい)が植えられています。(季節的にずれているので紫陽花じゃないかも?)
この先を少し進むと七々木林道の入り口です。
高野線の位置についてはこちらを参照のこと
(次回に続く)

地デジのフィルムアンテナやETCのアンテナを取り付ける際には、配線を目立たなくするためにAピラーの内張り(カバー)に収めるのが一般的です。ハイラックスサーフにあるAピラーの内張りもアシストグリップ(ハンドル)を外せば簡単に外れるのですが、このアシストグリップを外すのに一苦労。

そもそもハイラックスサーフのアシストグリップは内張りの上からAピラーにネジ止めされているだけですので、ネジを緩めれば簡単に外れるはずです。ところが緩み止めのため、ボンドのようなコーキング剤が塗られているらしくドライバーを使ってもビクともしないのです。

普通の方は絶対に外せませんので、TOYOTAの整備工場や専門店に持ち込むのがベストです。ちなみに管理人はネジの頭をなめてしまったので、以下のような強硬手段を使ってしまいました。

ハイラックスサーフのアシストグリップ

これがハイラックスサーフ助手席側のAピラー内張りとアシストグリップです。内張りを外すためにこのアシストグリップを外します。

まず、上記写真の矢印の箇所にマイナスドライバーを差し込んで、ネジ隠しのためのメクラを外します。

アシストグリップのメクラを外す

メクラを外すとネジの頭がみえるので、ドライバーを使ってネジを外そうとするが全く緩まない。(この時点で少しネジの頭をなめています。)
仕方なく、錆びなどで固着したねじを緩めるための工具「インパクトドライバー(ショックドライバー)」を使用。インパクトドライバーはドライバーの後端をハンマーで打撃して使用する工具。打撃パワーの大部分はネジの頭を押さえつける力へ、一部が回転エネルギーに変換されてネジを少しずつ緩められるという工具なのですが、これを使ってもビクともしない。

駄目元で高トルクの充電式インパクトドライバーを使ってみたら、一瞬でネジの頭が真ん丸に!

今更、業者に頼んで外してくださいというわけにはいかないので、とうとう最終手段をとることにしました。

電気ドリルでネジの下孔を貫通 その1

その最終手段は、電気ドリルでネジを切り取るというもの。ドリル刃のサイズは5mmものを使用。アシストグリップを固定しているネジのサイズは6mm(たぶん?)なので、それより少し小さめのドリル刃を選ぶのがポイントです。なぜなら、ネジのサイズ以上のドリル刃を選択するとネジ山まで削ってしまい、タップでのネジ切りが必要になるからです。

電気ドリルでネジの下孔を貫通 その2

いよいよネジの切り取り作業を開始。ネジ山を傷めてしまうので、ネジの軸方向に対して垂直方向に電気ドリルを当てます。

ちなみに運転席側のアシストグリップ下側はハンドルが邪魔で真っ直ぐに電気ドリルを当てられませんので、ネジに対して最も垂直にドリル刃が当たるような位置から作業を行ってください。

貫通したネジの下孔

ネジの下孔が貫通する直前には注意が必要です。ハイラックスサーフの助手席側Aピラー内にはリア ウインドウウォッシャー液のホースが、運転席側Aピラー内には電気配線が通っていますで、電気ドリルの先端で突かないように最後は軽く押し当てる感じでゆっくりと下孔を貫通させます。

外れたアシストグリップ

上下2箇所のネジの切り取りが完了すると、ポロッとアシストグリップが外れます。ピラー側のネジ山には金属カスが残っていますので、きれいに除去しておきます。

試しに新品のネジを締め付けてみると1箇所だけネジが入らない。ピラー側のネジ山を確認してみると若干傷んでいたので、ネジと同サイズのタップで切り直し。再び締め付けてみると今度はうまくいきました。

ハイラックスサーフのAピラーを外した状態

内張りはサイドウインドウ上側(天井側)からAピラーに向かって外し、取り付けはAピラー側から行います。(以上)