前回は高野線のお話でしたが、今回からは愛媛県四国中央市の林道「七々木林道」の走行記です。七々木林道は法皇線(法皇スカイライン)T字路もしくは県道126号線の三叉路からアクセスでき、およそ3.5kmの未舗装路が続く林道です。

法皇線側からの七々木林道 入り口

観音谷線の終点(倒木を通過した先、前ページ参照)から法皇線をハイラックスサーフで東側に進むこと数百メートル、右手に七々木林道の入り口がみえます。

七々木林道の入り口付近

七々木林道の最初の部分は幅員こそ狭いですが、比較的除草されているので走りやすいです。

七々木林道・法皇線と鋸山登山口の案内看板

七々木方面・林道法皇線と「鋸山(のこぎりやま)登山口の案内看板です。林道を真っ直ぐに進むと「七々木」へ、つまり林道の名前ともなっている地域へ抜けます。また標高1017mの鋸山は林道の西側方面に位置し、法皇山脈の一角をなしています。

荒れはじめた林道の序盤

七々木林道にハイラックスサーフで入って3分後、かなり幅員が狭くなってきました。実質的には幅員は変わらないのですが、路肩の雑草が伸び放題なためかなり窮屈に感じます。すぐに抜けられると考えてどんどん前進したのですが、奥に進めば進むほどひどくなる始末で、引き返そうにも方向転換できる場所なんてありもしません。

七々木林道を走るハイラックスサーフ

ハイラックスサーフのフロント部分で左右の草を掻き分けながら進むことおよそ5分、先程の未除草地帯を抜けることができました。(管理人の経験談から七々木林道は雑草の少ない時期、初春もしくは晩秋の頃に走ることをおすすめします。)

林道の中盤付近

林道の中盤付近は丈の短い雑草が地面いっぱいに生えています。茶色の路面が全くみえないため、「本当にこの道で合っているのか?途中でルートを間違えたのではないか?」という不安な気持ちになりますが、このルートは間違いなく七々木林道です。(次回に続く)

2009年の8月某日、管理人は走り残した高知県の林道「奥白髪林道」を目指してハイラックスサーフを走行させていたのですが、国道319号線に入った直後、電光掲示板のメッセージによりその計画は中止となったのです。

今回は2007年秋に走行できなかった奥白髪林道を走破しようと県道126号線(上猿田三島線)経由で目的地に向かっていたのですが、県道126号線手前の国道319号線に入ってすぐのところの電光掲示板に「県道126号線の高知県側通行止め」とのメッセージが。大雨が続いたいたことにより道路が崩落でもしたのでしょうか?

わざわざ愛媛県四国中央市まで来てこのまま今来た道を引き返すのもなんだし、別子ルート(県道6号線)で帰ろうかなと考えていると、前回入り口がわからずに走行できなかった七々木林道のことを思い出し林道走行を検討!
七々木林道は距離的には長くなかったので、他の周辺の林道を足して 林道法皇線、高野線、観音谷線、七々木林道とルートを決定し、法皇林道(翠波高原)の入口をカーナビで探そうと操作していると...

背後に何か気配を感じてバックミラーを見るとピタリとパトカーがはりついていました。広い路側帯にてハイラックスサーフを停車させてパトカーを先に行かす。そして法皇トンネルを抜けた先に法皇林道へのアクセス路があることをカーナビで確認し、いざ出発!

観音谷線の終点付近 その1

翠波峰の看板を頼りに翠波高原を上っていくが、なんと狭くて急カーブの多い道か!低速運転でターボがなかなか効かず、ハイラックスサーフでのろのろと目印の展望台を目指す。一度来たことがあるので、展望台までくればあとは当時の記憶を思い出して観音谷線の終点へと。

観音谷線の終点付近 その2

観音谷線の終点にある三叉路を左折し、林道高野線に向かいます。実はここまで来なくても、手前にある舗装された林道法皇線から高野線に行けるのですが、ここはご愛嬌ということで。

ただこの先にあった倒木がどうなっているか知りたくて少しばかり遠回りしたわけです。どうなっていたかというと、2年前と同じ位置にほぼそのままの状態で放置されたまま。若干先端が切られているらしく、今回は楽に通過することができました。

 高野線「豊受山 登山口」付近にてハイラックスサーフ撮影

先ほどの倒木を通過すると、すぐに舗装路が登場。この舗装路は林道法皇線の西側の部分に相当します。法皇線をさらに進むとダート路となり、「豊受山 登山口」へと到達します。道中は落石も多かったし、前回よりも舗装化が進んでいました。

工事関係者以外立ち入り禁止の看板

豊受山 登山口から高野線を下る坂は通行止めです。工事関係者以外立ち入り禁止だそうです。

高野線の急な下り坂

反対側も同様に通行止めの看板が見えますが、工事関係車両や機材は見当りません。でも2年前の写真と比較してみると、かなり幅員が広がっているように感じます。工事は終了したのでしょうか?

前回 この坂を下りるのにかなりの勇気がいりました。見た目よりもかなり急で左側がありませんから、ビクビクしながら下っていたことを今でも鮮明に覚えています。林道高野線は通行止めなので走行をあきらめて七々木林道へと向かいます。

道標「林道法皇線」

帰り道で見かけた県営林道開発事業「林道法皇線」の道標です。ちなみにどこまでが林道法皇線なのか管理人は知りません。

正直申しますと、先ほどの林道が高野線かどうかは不明です。前回の走行後にインターネットで調べた結果、林道出口である四国中央市 豊岡団地から北側に伸びる林道について紹介されたホームページに高野線という記載があったため、当ブログでは高野線としています。

舗装化された林道

2年前と同じ場所にハイラックスサーフを止めて小休憩。当時、この辺の林道は舗装されていなかったはずです。

天気がよければこの場所から燧灘が見下ろせたりします。

七々木林道の入り口付近

法皇線の路肩には紫陽花(あじさい)が植えられています。(季節的にずれているので紫陽花じゃないかも?)
この先を少し進むと七々木林道の入り口です。
高野線の位置についてはこちらを参照のこと
(次回に続く)

地デジのフィルムアンテナやETCのアンテナを取り付ける際には、配線を目立たなくするためにAピラーの内張り(カバー)に収めるのが一般的です。ハイラックスサーフにあるAピラーの内張りもアシストグリップ(ハンドル)を外せば簡単に外れるのですが、このアシストグリップを外すのに一苦労。

そもそもハイラックスサーフのアシストグリップは内張りの上からAピラーにネジ止めされているだけですので、ネジを緩めれば簡単に外れるはずです。ところが緩み止めのため、ボンドのようなコーキング剤が塗られているらしくドライバーを使ってもビクともしないのです。

普通の方は絶対に外せませんので、TOYOTAの整備工場や専門店に持ち込むのがベストです。ちなみに管理人はネジの頭をなめてしまったので、以下のような強硬手段を使ってしまいました。

ハイラックスサーフのアシストグリップ

これがハイラックスサーフ助手席側のAピラー内張りとアシストグリップです。内張りを外すためにこのアシストグリップを外します。

まず、上記写真の矢印の箇所にマイナスドライバーを差し込んで、ネジ隠しのためのメクラを外します。

アシストグリップのメクラを外す

メクラを外すとネジの頭がみえるので、ドライバーを使ってネジを外そうとするが全く緩まない。(この時点で少しネジの頭をなめています。)
仕方なく、錆びなどで固着したねじを緩めるための工具「インパクトドライバー(ショックドライバー)」を使用。インパクトドライバーはドライバーの後端をハンマーで打撃して使用する工具。打撃パワーの大部分はネジの頭を押さえつける力へ、一部が回転エネルギーに変換されてネジを少しずつ緩められるという工具なのですが、これを使ってもビクともしない。

駄目元で高トルクの充電式インパクトドライバーを使ってみたら、一瞬でネジの頭が真ん丸に!

今更、業者に頼んで外してくださいというわけにはいかないので、とうとう最終手段をとることにしました。

電気ドリルでネジの下孔を貫通 その1

その最終手段は、電気ドリルでネジを切り取るというもの。ドリル刃のサイズは5mmものを使用。アシストグリップを固定しているネジのサイズは6mm(たぶん?)なので、それより少し小さめのドリル刃を選ぶのがポイントです。なぜなら、ネジのサイズ以上のドリル刃を選択するとネジ山まで削ってしまい、タップでのネジ切りが必要になるからです。

電気ドリルでネジの下孔を貫通 その2

いよいよネジの切り取り作業を開始。ネジ山を傷めてしまうので、ネジの軸方向に対して垂直方向に電気ドリルを当てます。

ちなみに運転席側のアシストグリップ下側はハンドルが邪魔で真っ直ぐに電気ドリルを当てられませんので、ネジに対して最も垂直にドリル刃が当たるような位置から作業を行ってください。

貫通したネジの下孔

ネジの下孔が貫通する直前には注意が必要です。ハイラックスサーフの助手席側Aピラー内にはリア ウインドウウォッシャー液のホースが、運転席側Aピラー内には電気配線が通っていますで、電気ドリルの先端で突かないように最後は軽く押し当てる感じでゆっくりと下孔を貫通させます。

外れたアシストグリップ

上下2箇所のネジの切り取りが完了すると、ポロッとアシストグリップが外れます。ピラー側のネジ山には金属カスが残っていますので、きれいに除去しておきます。

試しに新品のネジを締め付けてみると1箇所だけネジが入らない。ピラー側のネジ山を確認してみると若干傷んでいたので、ネジと同サイズのタップで切り直し。再び締め付けてみると今度はうまくいきました。

ハイラックスサーフのAピラーを外した状態

内張りはサイドウインドウ上側(天井側)からAピラーに向かって外し、取り付けはAピラー側から行います。(以上)

今回はハイラックスサーフが描かれた漫画をご紹介したいと思います。描かれたといっても ほんのちょこっとなのですが、小学館の週刊漫画雑誌である少年サンデーに1996年から2005年まで毎週連載されていた漫画「モンキーターン」(著者:河合克敏 全30巻)には、185型後期ハイラックスサーフが描かれています。

小学館の漫画「モンキーターン」16巻

そもそもモンキーターンとは競艇における旋回ターンの一つで、漫画の主人公である波多野憲二が従来のモンキーターンを進化させて完成させたVモンキーで、競艇界ナンバーワンを決める賞金王決定戦において優勝するというのがこの漫画の大まかなあらすじです。養成機関である本栖研修所を出て僅か5年数ヶ月(?)でトップに昇りつめたのですから、波多野憲二選手しかできないVモンキーの威力には驚かされるものです。

さて物語のあらすじはこの辺で終了して、ハイラックスサーフが登場するのは漫画「モンキーターン」の16巻、福井の三国競艇場でのレースを終了した洞口雄大と青島優子が2人目の子供の生まれた河野一実宅を訪れるというシーンです。(洞口、青島、河野の3人は波多野の同期)

福井でのレースを終了した洞口と青島を迎えに河野がハイラックスサーフであらわれる。自宅で歓談後、再び福井駅まで送るという場面にハイラックスサーフが描かれています。ちなみに描かれているのはインタークーラー付きなのでディーゼル車です。

このときに洞口からスーパーキャビテーティング型プロペラを見せられた河野は、自分も作ろうと福井支部の仲間と借りたペラ小屋と自宅との間を毎日 ハイラックスサーフで往復するだけの生活に。
そのため奥さんとの仲が悪化したりと...

波多野はというと、レース中の転落による手の負傷とリハビリ。お隣に住む幼なじみの生方 澄と同期である青島優子との恋愛関係、最終的にはどちらを選ぶのか?

これ以上、語ると著作権上の問題があるので、ここらでお話は終了させていただきます。漫画に描かれたハイラックスサーフ、そして物語の結末を知りたい方は現物をご購入ください。

ちなみにこの漫画にはハイラックスサーフ以外の四駆も登場します。波多野の師匠である古池勘一はトヨタ・ランドクルーザー(時代背景的には100型か?)、東京支部の先輩である浜岡 猛はメルセデスベンツ ゲレンデヴァーゲン、多尾 努はジープ チェロキー、香川支部の蒲生秀隆は三菱ジープ。
主人公の波多野はオートバイ派。

愛媛県久万高原長の ほうじが峠まであともう少しのところでハイラックスサーフが立ち往生!
ちょうど町道大野ヶ原線(父二峰林道)の終点付近で一本の倒木が林道を遮るように倒れていたのです。

倒木でハイラックスサーフが立ち往生

倒木の下をハイラックスサーフが通過可能か車を降りて確かめてみると、路肩スレスレを通れば通過できそうです。ですが倒木の下側と運転席側ルーフは同じくらいの高さにあり、ハンドル操作を少しでも誤れば運転席側ルーフを凹ましてしまいそうです。

管理人が車に積んでいるワイヤーロープを結びつけて引っ張り出すことも考えたのですが、長さが約3メートルと短く、ボディを凹ますリスクが高いのでこの案も却下。

父野川林道と町道大野ヶ原線との合流点

どうするか10分以上悩んだ結果、結局は今来た道を引き返えすことに。そして父野川林道と町道大野ヶ原線との合流点まで戻り、当初の走行予定にはなかった父野川林道へと進むことにしたのです。

父野川林道の路面の様子

幅員は狭いですが、父野川林道はよく整備されており路面はフラットです。

林道の中盤付近

林道の中盤を過ぎる頃には、幅員が若干広がります。見通しはあまりよくありませんが、比較的長い直線のダートが続きます。

写真は撮り忘れましたが、久万オートランド(久万オートレース・キャンプ場)を過ぎる頃には対向車との擦れ違いが余裕でできるほどの広い幅員&下り坂となります。そのためスピードも出しがちで、エンジンブレーキを効かせながら下るハイラックスサーフと、アクセルを吹かしながら猛スピードで上ってくる10トンダンプとが衝突しそうになる一面も!

ダートと舗装路の境目

父野川林道を走ること15分、ダートは終了です。上記の写真が舗装路とダートの境目となります。

右手には何やら気になる看板が!

アンパンマンの看板

アンパンマンのキャラクターとともに、「ゆっくり、おねがいします」というメッセージが看板に掲示されています。

民家らしい建物もみえますので、スピードの出しすぎには要注意です。

父野川林道の終盤

舗装路を下ること数百メートル。

久万オートランドの看板

ゴール地点である国道380号線に到達です。

ゴール地点には久万オートランドの看板があります。久万オートランドは愛媛県で唯一の4WDコース、二輪モトクロスコース、オフロードコースを構えたレース場です。1台5000円で一日走り放題らしいですが、本格クロカン車でないと走行はキツイと思います。

父野川林道を走行中に久万オートランドの横を通過しましたが、その日は平日で車1台止まっていなかったと記憶しています。ノーマルタイヤのハイラックサーフでの単独走行はさすがにやばいと思ったので、これにて久万高原町周辺の林道走行は終了です。ちなみに管理人は久万オートランドには一歩も足を踏み入れたことがありません。以上

(お詫び)

管理人が林道デビューしたのは父野川林道ではありませんでした。2007年4月に走行した林道は父野川林道だと記事にしていましたが、正確には町道大野ヶ原線のようでした。なお、記事に関しては諸事情により修正いたしません。

最後に、町道大野ヶ原線を走行したときの動画がみつかりましたのでアップしたいと思います。