taiga.k.n: 2009年3月アーカイブ

ハイラックスサーフの走行距離が10万キロを超えるとタイミングベルト警告灯(T-BELT) が、運転席のメーターパネル内で点灯します。このタイミングベルト警告灯は自動では消えないのでメーターパネルをはずしてT-BELTのリセット(消灯)を行う必要があります。

10万キロに達した瞬間にハイラックスサーフの運転席メーターパネル(走行距離メーターとT-BELT)を写真に収めたかったのですが、交通量の多い市街地を走行中でできませんでした。残念!

では、これからハイラックスサーフのタイミングベルト警告灯をリセットします。そのための下準備としてまず運転席周辺のメーターパネルをはずします。
まず最初は運転席下部のパネル、はずし方はこちらのページを参考にしてください。

キー周辺パネルのはずし方

(デジカメの調子が悪かったので携帯で撮影、画質が悪いです。)

運転席下部のパネルがはずせたら、今度はキー周りのパネルをはずします。この部分はネジ止めされていませんので、上記写真の部分を持ち上げる感じで引っ張るとはずれます。(ちょっとコツがいります。)

メーターパネルのはずし方 その1

キー周りのパネルを取りはずすとネジ止めされている部分が1箇所ありますので、このネジをドライバーで緩めます。

メーターパネルのはずし方 その2

メーターパネル上部にあるネジを2箇所緩めます。それからメーターパネル上部を一旦手前に引き、上手方向に引き抜く感じで引っ張るとパネルがはずれます。

ハイラックスサーフのメーターパネル

これで運転席のメーターパネル本体が露出しました。
今度はメーターパネル本体を固定しているネジを緩めます。

メーターパネルの裏面

手前にメーターパネル本体を引き抜きます。ワイヤーハーネスが接続されていますので途中までしか抜けないはずです。ですのでメーターパネル裏側にあるワイヤーハーネスのコネクタを3箇所はずします。

これで下準備が終了しました。次はいよいよタイミングベルト警告灯をリセットします。

昨年でしょうか、管理人のハイラックスサーフもとうとう走行距離が10万キロを超えてしまいました。ハイラックスサーフ(185型前期)は10万キロ毎ごとにタイミングベルト警告灯(下記写真参照)が点灯して、そろそろタイミングベルトを交換しましょうと警告してくれます。タイミングベルト警告灯(T-BELT)は自動的&簡単には消せないので、メーターを外して消灯させなければなりません。この方法については次回で解説します。

ハイラックスサーフのタイミングベルト警告灯(T-BELT)
ちなみに平成11年以降のハイラックスサーフ185型 中期から後期にかけてはメーターの距離表示がデジタルになっているので、オドメーター・トリップメーター切替ボタンの操作で警告灯を消灯できるそうです。

そもそもタイミングベルトとは、エンジン内部にある吸気バルブ&排気バルブとピストンとのタイミングをとっているベルトのことです。このベルトが切れるとバルブとピストンとが衝突してエンジンに致命的なダメージを与えてしまうので、メーカーでは10万キロごとの定期交換を推奨しています。

特に圧縮比が高いディーゼルエンジンの場合には走行中にタイミングベルトが切れるとバルブクラッシュ(バルブとピストンが衝突すること)の可能性が高く、修理費もかなりのものとなります。巷ではディーゼル車のタイミングベルトは丈夫に作られているともいわれていますが、ハイラックスサーフの場合はタイミングベルト自体がケースの中に格納されていて簡単には点検できませんので素人判断はせずに10万キロ以内での交換を強く推奨します。

ケースに格納されたハイラックスサーフのタイミングベルト

ファンなどに使用されているVベルトとは異なりタイミングベルトは歯付ベルトです。またピストンと連動したクランクプーリー及びバルブと連動したカムプーリーには歯車付きのプーリーが使用されており、タイミングベルトの歯と噛み合うことによりピストン&バルブの同期を実現しているのです。したがってタイミングベルトの歯が欠けたり、張りが緩んだりすると同期のタイミングがズレて最悪はエンジン交換もしくは廃車という事態になります。

タイミングベルトの交換はベルトを外して新品を取り付けというような簡単な作業ではありません。
何故ならクランクプーリーとカムプーリーの合いマークを合わせてズレないようにタイミングベルトを取り付ける必要があるからです。(これができれば整備技術レベルとしては中級に属するそうです。)

タイミングベルトを交換するなら、ついでにその周辺の消耗部品「ウォーターポンプ」や「テンショナー」、「ファンベルト」なども交換するとよいでしょう!

※ハイラックスサーフ130系ですが、タイミングベルト交換に関するサイトがありますのでご紹介します。

しばらく林道ネタが続いたので、今回はこの最近管理人が知ったハイリフト規制についてのお勉強タイムです。

管理人の私が子供の頃、車高が3m以上あるランクルやハイラックスサーフがゴロゴロ走っていました。タイヤの上に車体が浮いていて、よくあれでタイヤに動力が伝わるものだと不思議に思っていたものです。

通常より車高を上げたチューニングカー、いわゆるハイリフト車は重心も高くて視界も不良なわけで、オフロードを走れるような四駆ではありません。現在では視界に関する保安基準(ハイリフト規制)が強化されたため、車検時にクリアしなければならない項目も多く、公道を走ること自体が難しいのが現状です。(視界に関する保安基準の強化により、昔走っていたような超ハイリフト車は車検すら通らないそうです。)

ハイリフト車が規制されるようになったのは、直前直後にいる子供や自転車、バイク等が巻き込まれる事故が多発したためです。そのため乗用車等の運転者の視界基準が導入され、直接視界基準である前方視界基準と間接視界基準である直前側方視界基準が制定されました。

乗用車等の運転者の視界基準の概要について

  • 前方視界基準
  • 「自動車の前方2mにある高さ1m、直径0.3mの円柱(6歳児を模したもの)を鏡等を用いず直接視認できること」

  • 前側方視界基準
  • 自動車の前面及び左側面(左ハンドル車にあっては右側面)に接する高さ1m、直径0.3mの円柱(6歳児を模したもの)を直接に又は鏡、画像等により間接に視認できること

ハイリフト規制の概要

普通自動車乗用車等の運転者の視界基準がクリアできても今度は自動車の保安基準、つまり車検にパスしなければなりません。以下にリフトアップ時に関係すると思われる保安基準について簡単に記載しておきます。

  • ヘッドライト
  • すれ違い用前照灯(ロービーム)は照明部の上縁の高さが地上120cm以下、下縁の高さが地上50cm以上、照明部の最外縁が自動車の最外側から40cm以内となるように取り付けること。

  • フロント・フォグランプ
  • 前部霧灯(フロント・フォグランプ)は照明部の上縁の高さが地上80cm以下で、かつ、すれ違い用前照灯(ロービーム)よりも低くなるように取り付けること

  • ブレーキランプ
  • 制動灯(ブレーキランプ)は照明部の上縁の高さが地上210cm以下、下縁の高さが地上35cm以上となるように取り付けること

  • スピードメーター
  • タイヤの径を変更した場合はスピードメーターに誤差が生じるので注意

ハイリフト規制により昔走っていたような超ハイリフト車は姿を消してしまいましたが、イベント等では今でも見かけることができるそうです。でも公道を走れるかどうかは不明です。